8月24日〜25日
ファイナルコンサート会場にて全体写真
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第5回広島ギタースクールを終えて
去る8月24〜25日に、今や広島ギター界の”夏の風物詩”といえる「第5回広島ギタースクール」が、広島の軽井沢「湯来町」の「YMCAみのち学荘」に於いて開催されました。
講師陣に石原圭一郎氏、徳武正和氏、川本秀史氏、広島在住ギタリスト3氏に加え、前日23日広島市内に於いてリサイタルを開き、繊細さの中にスケールの大きさを感じさせる名演で、大好評を得た東京在住「金庸太氏」をゲスト講師に、また一昨年まで準レギュラーとして参加頂いていた、下関在住「中野義久氏」を迎えて、高校、大学生から50歳台まで幅広い年齢層の受講生20名に、講師、聴講生、スタッフを加え29名で盛会のうちに終了しました。
内容は、自由聴講可の個人レッスンが中心で、各講師の長年培ってきた音楽性、技術、楽曲解釈等、それぞれ特色ある熱のこもった指導で、直ぐ持ち時間が経ち、休憩時間も皆、講師陣への質問攻めで、終日熱のこもったギター談義、また練習のギターの音が会場内に響き渡っていました。
又,今回は徳山在住のギター製作家「阿部康幸氏」が最新作の楽器持参で参加され、指弾させて頂き、好評でした。
本当に「ギター三昧」の2日間でした。
また、恒例”夜のイベント”ではまず、「講師ミニコンサート」が披露され、各氏の熱のこもった名演奏が至近距離で堪能できました。
引き続いての、「懇親会」では、受講生、講師入り乱れてのギター演奏を交えながらの歓談が遅くまで続き、さながら会場は「不夜城」の如くと化していました。
皆な元気じゃのー。
2日目最後の「成果発表会」ではバロックから現代曲まで幅広い曲が披露されました。
昨年に習い、「講師陣」推薦の5名に今後の奨励の意味で記念品が用意され、コンクールのような雰囲気の中、緊張感のある演奏が続きました。
最後に講師方からの総評より、金氏の「1人で閉じこもりがちなギター愛好家の多い中アンサンブル等も含めてバランスのいい楽しみかたをしている」他、「逆に刺激をうけた」「広島の女性パワーはすごい」等々うれしい話をいただき、ギター協会会長、石原圭一郎氏からも「年々レベルアップしていて今後が楽しみ」「今後も是非継続したい。」との話で全日程を終了しました。
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【 受講曲 】
演奏曲目
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アラールの華麗なるエチュード/タレーガ |
舞踏礼賛/ブローウェル |
フォーコ/ディアンス |
ソナチネ第1楽章/トローバ |
プレリュード5番/バリオス |
エチュード/アグアド |
アラビア風綺想曲/タレーガ |
不実な女より/ヴァイス |
ショーロ第1番/ヴィラ・ロボス |
カバティーナ/マイヤーズ |
大聖堂2・3楽章/バリオス |
サンバースト/ヨーク |
バーデンジャズ組曲よりシンプリシタス/イルマン |
イギリス組曲よりプレリュード・フォークソング/デュアート |
ロシータ/タレーガ |
主題と変奏・終曲/ポンセ |
プレリュード・フーガ・アレグロ/J.S.バッハ |
ソナチネ第1.2楽章/トローバ |